Yumiko Usui

うすい ゆみこ

こんにちは、Yumikoです。

私は現在、通訳者として活動しており、英語を使った仕事を通じて、様々な会議や専門的な業務に携わっています。

私の通訳者としての道は決して平坦ではありませんでした。

その中で学び続け、挑戦し続けた結果、今こうして皆さんに通訳者としての経験をお伝えできることをとても嬉しく思っています。


英語との出会いと夢の始まり

私が英語を学び始めたのは、小学5年生の頃。

特に英語に強い興味があったわけではなく、ただ友達が通っていた英語教室に私も通うことになったのがきっかけです。

最初は、オールイングリッシュの授業についていけず、あまり楽しくありませんでした。

しかし、英検に合格したり、発音を褒めてもらったりするうちに、次第に英語への興味が芽生え、中学時代には英語が一番好きな科目になりました。

通訳者を目指すようになったのは、高校卒業間近の頃。

英語が好きだった私は、好きなことを仕事にできるなら、それが一番だと思い、通訳者という職業を選びました。

しかし、進路相談で担任の先生から「通訳者は責任が重い仕事だ」と言われ、その大変さに驚きながらも、通訳者への思いは全く消えませんでした。

学びと挫折の繰り返し

大学では外語大学に進学し、通訳を学び始めました。

いきなり通訳の授業を受けられるわけではなく、最初の2年間は英語力を高めることに専念する日々が続きました。

3年生になってようやく通訳の授業を受けることができ、スピーチの逐次通訳や同時通訳の演習を経験しました。

そこで感じたのは「通訳は本当に難しい」ということ。実際の通訳の現場に立つには、まだまだ未熟であると痛感しました。

大学を卒業する頃、通訳者になれるレベルにまで到達することはできていませんでした。

そのため、就職活動を始めましたが、新卒募集で就きたい職は見つからず、最終的には教員免許を持っていたこともあり、私立の英語教員として働き始めました。

教員から通訳者へ、そして家庭との両立

教員として働く中でも、通訳者になるという夢は常に心の中にありました。

仕事をしながら夜間の通訳学校に通い、通訳者としてのスキルを磨き続けましたが、なかなか成果を感じられない時期もありました。

それでも、通訳への情熱は消えることなく、最終的には学校を辞め、通訳の勉強に専念するために大学院に進学しました。

大学院では、通訳者としてのスタート地点に立つために必死に勉強しましたが、やはり現実は厳しく、通訳者としてすぐに活躍できるわけではないことを実感しました。

それでも、通訳学校や大学院で得た知識やスキルを活かし、実務経験を積みながら徐々に自信を深めていきました。

そして、家族を持つことになり、母親としての役割も担うようになりました。

子どもが生まれてからは、仕事と家庭のバランスを取ることがますます重要になり、最初はその葛藤に悩むこともありました。

ワークライフバランスを考え、社内通訳者からフリーランス通訳者としての道を選び、家庭と仕事の両立を実現しています

現在の活動と講座への思い

現在、私は専門的な分野での通訳業務を中心に活動しています。

製薬業界やIT業界など専門用語が飛び交う会議での通訳経験を積んできました。

また、通訳者としてのスキルを磨きながら、子育てとのバランスを取るための工夫を重ねています。

私がこれまで経験してきたように、

  • 「通訳者としての夢を追い続けること」
  • 「家庭とのバランスを取ること」

は、決して簡単なことではありません。

どちらも大切にしながら両立させる方法は必ずあります。そして、その方法をお伝えすることが私の役目だと思っています。

私の通訳者としての道は決して一筋縄ではいきませんでした。

正直に言うと、通訳者になるまでに10年以上もかかり、その間に紆余曲折を経て多くの回り道をしました。

最初は「通訳者になるために何をすべきか」がわからず、何度も挫折しそうになりながらも、少しずつ学び続けてきました。

自分なりに試行錯誤を繰り返し、ようやく辿り着いた通訳者としてのスタート地点。

私が感じたのは、最初に正しい道筋を知っていれば、もっと早く夢に近づけたのではないかということです。

もし10年前の自分にアドバイスできるなら、無駄な回り道をしなくて済むように、早い段階で効率的な学びの方法を伝えたいと思います。

実は、私が通訳者を目指していた頃、「勉強期間が終わらなければ通訳者としては稼働できない」と固く信じていました。

つまり、必要な知識やスキルをすべて身につけてからでなければ、仕事を始めてはいけないと思い込んでいたのです。

しかし、実際には勉強をしながらも、通訳の仕事を積み重ねていく方法がありました。このことに気づくのは、かなり後になってからです。

また、当時の私は「経験者が求められる業界にどうやって参入すればいいのか」ということが全く分からず、どうしても最初の一歩が踏み出せませんでした。

実務経験がないと、仕事を得るのは難しいという壁に何度もぶつかりました。

社内通訳者として、またフリーランス通訳者として10年以上の経験を積んできた今だからこそわかることがあります。

それは、通訳者として成功するために必ずしも全ての知識を完璧に身につけてからスタートする必要はないということ。

実際、勉強をしながらも、現場での経験を重ねていくことで、スキルを磨きながらキャリアを積んでいくことができるのです。

この講座では、私自身の経験を通じて、最短で通訳者や翻訳者を目指すための最も効率の良い道筋をお伝えできると思っています。

具体的には、勉強しながらどのように実務経験を積んでいけるか、実際にどのような形でキャリアをステップアップさせていくかについて講座の中で詳しくお伝えします。

通訳者や翻訳者としてのキャリアを築くためには、学びと実践をうまく組み合わせることが大切です。

この講座では、その実践的なアプローチを学びながら、皆さんが通訳者として成長できるようにサポートします。

私が経験した数々の挑戦と試行錯誤をもとに、皆さんが効率的に最短ルートで目標を達成できるよう、全力でサポートさせていただきます。

通訳者としての夢を追い続け、より早く実務に入って自信を持てるようになるための道筋をお伝えすることが、私の大きな使命だと感じています。